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- ぜひ読んでみてほしい。「障害」は特別なことではないのです ( 2008-02-11 ) ★★★★★
- 13人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
- 軽度の知的障害がある「柚子」は、同じ知的障害者の「草介」に恋をし、妊娠する。しかし草介は赤ちゃんの顔を見る前に交通事故で死んでしまう。産むか、産まないか……周囲は「柚子に子育てはできない」と反対する。しかし柚子は、草ちゃんの赤ちゃんを産みたい! と言い。そして周囲も折れて産まれたのが、「ひまわり」です。周囲の理解だけでなく偏見も描かれます。また、柚子自身、たとえば「しつけ」ができない、授乳をしているとおむつを替えるのを忘れる……と1〜5巻までは、ゆずと、その周囲の奮闘が描かれます。知的障害にもそれぞれ差はありますが、ゆずはごく軽度。それでも、ひとつのことを覚えたり、行動するのにすごく時間がかかります。だからどうしても周囲に迷惑もかける。でも「特別」なのではなく、ちょっとゆっくりなだけなのです。頭脳明晰で非の打ち所がない人間が悪事を働くこともあります。私の家の近くに「スワンベーカリー」があります。従業員の半数が障害者(主に知的障害)というパン屋さんです。ここには、ゆずのような知的障害の人、ダウン症の人、いろいろな人がいます。6巻目の本書では、ゆずはここで働き始めます。(名称は変えてあります)すごく身近に感じられます。障害がある=何をするかわからない=恐いと考えるのではなく、理解してあげて一緒に生きていけるように……この本はそういうことを訴えていると思います。柚子の明るい笑顔が、私に元気をくれました。
- 文字通り「だいすき!!」です。 ( 2009-11-06 ) ★★★★★
- 0人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
- 軽い知的障害を持った柚子(ゆず)が愛する人の子どもを宿す。交通事故で愛する人を亡くし、周囲に反対されながらも出産、子育てに奮闘するストーリーです。柚子のまっすぐで深い愛のこもった子育てにいつも涙腺が緩みます。でもなんだかあったかい気持ちが残ります。簡単なのに忘れてしまう、とても大切なこともこの柚子の言動で思い出させてくれます。知的障害がある為にどうしても周りのサポートが必要だというベタな展開には確かになってます。しかし、それを決して綺麗事としては済ませていない取材力、ストリー構成力は特筆されるべきでしょう。そんな、筆者の確かな取材力に裏打ちされた、単なる綺麗ごとではない、心温まるエピソードがたっぷりです。是非、お勧めします。
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